文法
だらけ・まみれ・ばかり・ずくめ N1で完結する「だけたくさん」文法。 例文をだして比べるとわかりやすいんですが、よく勉強している学生からは違いをもとめられがち。 前提として、この3つが選択肢として並ぶような問題はありませんが知識として持っておく…
N3文法の鬼門の話です。 大いに苦しみましたし、いまでもこれが正解とは思っていませんがこんな感じで授業をしておりますの例としてお読みいただければ。 TRY・新完全マスター・スピードマスターなど文法解説の接続説明にさらっと書かれている鬼門。 N+によ…
N3文法 〜たばかり/〜たところ Aたばかり:Aをしてすぐ Aたところ:Aをしてすぐ 同じですね。N3の教科書に登場する「ばかり」「ところ」。 中級入り口の難所といってもいいかもしれません。 多いんですよね、「ばかり」「ところ」。うじゃうじゃあるんです…
N2文法 〜ないわけにはいかない/〜ざるを得ない N2新完全マスターに登場する文法です。 Aないわけに(は)いかない:Aしなければならない Vない(意思)+わけにはいかない Aざるを得ない:しかたなくAする Vない(意思)+わけにはいかない 結局「しなければ…
N2文法 〜てしょうがない/〜てたまらない これはN3に分類されている場合とN2に分類されている場合と、教科書によって異なります。 新完全マスター・日本語総まとめはN2 TRY!・スピードマスターはN3でそれぞれ登場しています。 ここでは老舗教科書に合わ…
N2文法 〜はともかく/〜はさておき AはともかくB:Aは今は考えないでB(強調) AはさておきB:Aは今は話題から外してB(優先) 正直なところ、日本人としてそこまで明確な使い分けはないけど結構使っているこの文型。 まぁよくわかりません。 ともかく=強…
N2文法 〜をとわず/〜にかかわらず AをとわずB :Aかどうかは問題ではなくB AにかかわらずB:Aには関係なくB とわず=問わず(不問)、かかわらず=関わらず(無関係)は漢字から推察できるんですが、上記説明や例文をみているとなんだか違いがよくわかりま…
N3文法 〜のように/〜かのように AのようにB:AみたいなB AかのようにB:AみたいなB 正直なところ、日本人としてそこまで明確な使い分けはないけど結構使っているこの文型。 教科書によりますがN3で登場、学生を混乱させます。 また教師が導入例文でミスす…
N3文法 〜に対して N3で勉強する「〜に対して」。 比較の文型(私はなんでも食べるのに対して妹は好き嫌いが多い)はわかりやすいが、この行為・態度の対象の文型はかなりわかりにくいですね。 多くの本や解説でさらって「行為・態度・感情の向かう対象」を…
N3文法 〜に対して/反面/一方で Aに対してB:AとちがってB A反面B:Aと反対にB A一方でB:AとちがってB よく似てますね。2つの動詞を並べるあたり、N4の「ながら」を相まって、違いを求める学生に聞かれがちです。比較① ◯私は何でも食べるのに対して妹…
初級文法 助詞「は」「が」 AはB AがB 日本人でも聞かれたら困る「は」「が」の違い。 私たちも明確に使い分けてないし、日本語を研究されている先生たちが今でも議論をしています。 日本人に聞いても人によって答え方が違いますね。 ですから日本語を勉強す…
N2文法 〜にもかかわらず/〜ものの AにもかかわらずB:AなのにB AもののB:AだけどB よく似てますね。違いを求める学生に聞かれがちです。比較① ◯彼は雨がふっているにもかかわらず飛び出した。 ×彼は雨がふっているものの飛び出した。 →「ものの」は非常に…
N2文法 〜やら/〜だの/〜とか 文法を導入すると感のいい学生は間髪入れずに「とか」と同じですよね?と聞いてきます。 同じようにN2で勉強する並列の文法「とか/やら/だの」を比べてみましょう。 AとかBとか:他にもたくさんある中で例をいくつかあげる …
初中級文法のなかでも学生・先生ともに大いに苦しむのがこの「と・ば・たら・なら」じゃないでしょうか。 かくいう私もかなり苦しめられました。 「と」の用法、「ば」の用法というように「言葉→用法」で考えると収集つかなくなるので、他の先生方のブログや…
N2文法 Aまい:もうAしない/Aしないように注意しよう。 Aものか:もうAしない 新完全マスターでは続けて出てくる文法なので、少し学生が混乱しました。 比較① ◯この話題については二度と言うまい ○この話題については二度と言うものか →どちらも違和感あり…
N2文法 「〜うちに」 ❶AうちにB:Aの間にBをやってしまおう、Aがすぎるとできなくなるから。 ❷AうちにB:Aの間に変化Bがおきる。 特に意味❶はN3文法の「〜間に」との違いの質問が集中しました。 (使用教科書が新完全マスターで、この文法は2課なんですね。…
N2文法 AあげくB:苦労してAしたのに、最後は残念にもB A末にB :時間をかけてAしたけど最後はB 新完全マスターでは続けて出てくる文法なので、少し学生が混乱しました。 比較① ◯散々迷ったあげく、なにも買わずに帰った ○散々迷った末、なにも買わずに帰っ…
N3で登場する「みたいな」のともだち。 っぽいとがちと気味。 私たちも感覚で使い分けていますが、日本語を勉強する学生から見るととっても困るようで。 ①っぽい 「みたい」に置き換えが可能。 本当はそうじゃないけど、そう見える/感じる ・あの人の髪型、…
N2文法 AのことだからB:いつものAから考えてB Aに限ってB:信じているAだからB 例文で出した状況から学生が言い出ししたことをまとめました。 例文: いつも真面目なワサビさんがカンニング!? とても信じられません!・・・信じがたいです。 ワサビさん…
N2文法 AことだしB:AだからB AのことだからB:AだからBと思う どちらも意味は「AだからB」同じでしょうか? 比較① ◯明日は休みのことだし、今日は早く終わりましょう。 ✖️明日は休みのことだから、今日は早く帰りましょう。 →「のことだから」はとても変で…
N2文法 AのわりにB:Aという言葉からイメージするのと違ってB AにしてはB:Aから期待する通りではなくB どちらも「Aのイメージや期待と違ってBですよね。何がちがいますか」学生の質問。 比較① ◯あの人は年齢のわりに若く見える ✖️あの人は年齢にしては若く…
熱心な現地人先生からの質問。 彼は初級N5N4を教えており、N2で私の授業を受けています。 ですから学生先生。自分の学びを忘れないいい先生です。 「遅刻する」「遅れる」「遅くなる」の違いはなんですか? 以下は私の考察をたぶんに含んだ学生への回答を編…
N2文法 A(という)わけではない:100%Aではない。 ※接続:普通形(なA=だーな/名=だーな・ーの・ーである) Aというものではない:必ずAではない。 普通形+というものではない 「どちらも100%Aではない、ですね?なにがちがいますか?」と学生の質問。…
N2文法 Aわけがない:絶対Aない。 普通形+わけがない Aものか :絶対Aない。 普通形+ものか。 「どちらも絶対Aない、ですね?なにがちがいますか?」と学生の質問。 比較① ◯全く準備しないで合格できるわけがない ◯全く準備しないで合格できるものか →違…
N2文法 AたとたんにB:Aした直後にB Vた+とたん Aかと思うとB:AのあとすぐB Vた+かと思うと 「どちらもAのすぐあとですね?なにがちがいますか?」と学生の質問。 どちらも似ていますね。接続も同じです。 比較① ◯母の声を聞いたとたん、涙があふれた △…
N2文法 AにわたってB:A全体にB Aを通じてB :Aの期間ずっとB 一年を通じて観光客が多い 一年を通して観光客が多い ちがいはありますか?と学生からの質問 教科書には 〜にわたって:範囲全体にその状態がひろがっている 〜を通じて :〜の期間ずっと同じ状…
N2文法 AばかりかB:Aだけでなく、さらにB A上にB :Aだけでなく、さらにB ちがいは何ですか?学生からの質問です。 色々調べると「ばかりか、は程度を言います。上に、は最低か最高」という解説が出てきましたが、いまいちわかりません。 例文から考えます…
みんなの日本語初級1 11課 例文4 家族は何人ですか? ……5人です。両親と兄と姉がいます。 「家族は何人ですか?/家族は何人いますか?」 これは同じですか?という質問。 ちがいます。 この文型は「家族」で文をつくるとわかりにくいのです。 例1 学生…