N2文法 〜にもかかわらず/〜ものの

N2文法 〜にもかかわらず/〜ものの
AにもかかわらずB:AなのにB
AもののB:AだけどB
よく似てますね。違いを求める学生に聞かれがちです。
比較①
◯彼は雨がふっているにもかかわらず飛び出した。
×彼は雨がふっているものの飛び出した。
→「ものの」は非常に違和感があります。雨が降っているけど飛び出した、ならややOKです。
比較②
◯試合で負けたにもかかわらず、メンバーの気持ちは晴れやかだった。
◯試合で負けたものの、メンバーの気持ちは晴れやかだった。
→どちらも違和感がありません。
比較③
◯長いこと外国を勉強しているが、理解をしているにもかかわらず使えない。
◯長いこと外国を勉強しているが、理解をしているものの使えない。
→どちらも意味は通じますが文から受ける印象が違いますね。
比べてみると、
「にもかかわらず」は「のに」に置き換え可能で「Aに関係なくB、ふつうAだったらBしないけどBで”おどろき”批難”などの感情が含まれます。
「ものの」は、「表面的にはAなんだけど、実際は想像される様子とはちがってB」を意味しています。
比較③がとてもわかりやすいです。
理解をしているにもかかわらず使えない。
→理解しててもしてなくても結局使えない。(批難)
理解をしているものの使えない。
→表面的には理解してるけど、実際は思った通りに使えない。(残念)
ですから、違いを求めがちな学生には「よく似ているよね、チェンジできる文もあるし、どちらも成立する文もあります。」と似ている部分は似ていると言ってしまいましょう。